物を減らしてスッキリしたいけど、面倒だしなかなか減らせないという方も多いと思います。
物を減らすと見た目がスッキリするだけでなく、その他にも多くのメリットがあります。
「何から手を付けていいのかわからない」「手放して本当に後悔しないの?」
そんな風に思った方のために、物を減らすメリットや後悔しないための注意点をお伝えします。
- 物を減らすメリット
- 後悔しないための物を手放す時の注意点
- 物を減らすステップ
始めは腰が重いですが、コツをつかめば物減らしもどんどんはかどって、お部屋がみるみるあなたの好みの物だけに囲まれた素敵な空間に生まれ変わります。
物減らしはあなたの理想の生き方を手に入れるきっかけになります。
物を減らしてスッキリしましょう!
物が多いとどんな悪影響があるの?
あなたの家は今どのような状態ですか?
部屋の中に物が多いと狭くて暮らしにくいというだけでなく、気が散ってしまったり、家にいるだけでイライラする原因になります。
- 何をするにも腰が重い
- お金がたまらない
- イライラしやすい
以下で詳しく見ていきましょう。
何をするにも腰が重い
物が多いと何かやりたいことがあっても、思うように進まずに腰が重くなってしまいます。
例えば机の上で作業をしたくても、机に物があふれていたら片付けることから始めなければいけません。
やりたいと思った時に行動が進まず結局片付けだけで疲れてしまったり、そもそも片づけが面倒くさくて行動をやめてしまうかもしれません。
お金がたまらない
物が多いと無駄な買い物が増えてしまう傾向があります。
何を持っているのか把握しきれず同じ物を買ってしまったり、どこかにあるはずの物も、探すより買ったほうが早いからと、また同じものを買ってしまいます。
こうしてさらに物が増えてしまい、余計な出費によって金銭面でもダメージとなってしまいます。
イライラしやすい
物がたくさんあると多くの情報が視界に入ってきて心が休まらず、イライラしやすくなります。
せっかくの休みの日は家にいて心身ともに休まりたいのに、かえってストレスを抱えてしまい健康にも悪影響です。
物を減らすメリット5選
物を減らすと次のようなメリットがあります。
- 掃除がしやすい
- 時間に余裕が生まれる
- ストレスがたまりにくい
- 節約になる
- 物を大切にできる
以下で詳しく見ていきましょう。
掃除がしやすい
物が減ると片づけや掃除がしやすくなります。
掃除にかかる時間や手間も減るので、掃除することへのハードルが下がります。
簡単に掃除が終わるので、あっという間に掃除が終わって部屋を清潔で気持ちのいい空間にキープしやすくなります。
時間に余裕が生まれる
物を減らして整理整頓することで、時間に余裕が生まれます。
物が多いと必要なものがどこにあるのか分からなくなって、探し物をするのに無駄な時間がかかってしまいます。
物を減らして置く場所を決めておくことで何がどこにあるか把握でき、探し物をする時間が減るので時間に余裕が生まれますし、物を失くしにくくなります。
ストレスがたまりにくい
部屋の中に物が少なければ、いつでも片付いた空間を保ちやすく、ストレスがたまりにくいです。
人は日々多くのことを選択しています。物が多いと視界に入ってくる情報が多く、さらに多くの選択をすることになり、決断することに疲れてストレスがたまっていきます。
物が少なければ、考えなければいけないことも減って精神的な余裕も生まれ心身ともに軽やかになります。
節約になる
物が少なければ、日ごろから持ち物を把握できて管理が行き届くため、「同じものを買ってしまった」など無駄な買い物が減ります。
買い物をするときも本当に自分に必要かよく考えてから購入するようになるため、買い物の失敗がしにくくなります。
物を大切にできる
不要な物を捨てて本当に気に入った物だけを残すことで、残した物をより大切にできます。
物の数が減ることで、一つ一つに向き合う時間が生まれます。
物が多ければ、お手入れも手間になりますが、厳選して残したお気に入りのシャツなら丁寧にアイロンをかけて大切に着たいですよね。
自分が本当に大切にしたい価値観に気づき、お気に入りのものだけに囲まれて生活することで満足度も上がります。
物を減らすデメリットは?後悔しないために注意しておきたいこと
一方で、物を減らすことで後悔することはあるのでしょうか?
目的を持たずに捨ててしまうと、生活が不便になったり、むやみに捨ててしまって後悔してしまうかもしれません。
物を減らすときの注意点を解説します。
生活の便利さを損なうかもしれない
少ない物での生活は便利さを損なうこともあります。
物を減らしすぎて不便になり、逆にストレスがたまってしまっては意味がありません。
使用頻度や費用対効果も考えて、必要だと思うものは残しておきましょう。
楽しみがなくなるかもしれない
物を減らして生活しようとしたとき、減らすことだけを目的にしてしまうと、生活に楽しみがなくなってしまいます。
必要最低限の物だけで生活しなければならないわけではありません。
例えば本や漫画が好きなら、減らさなくてもよいですし、逆に服にあまりこだわりがなければ、思い切って減らすなどメリハリを持つと良いでしょう。
自分の好きなものやテンションの上がるものは手元に残しておいて、暮らしの中の楽しみを無くさないようにしましょう。
家族や同居人とのトラブルに注意
自分以外の人の物を処分したくても、勝手に処分することは絶対にやめましょう。
「多分いらないだろう」と勝手に判断したり、こちらから見ると不用品でも、本人にとっては大切なものかもしれません。たとえ家族でも後々トラブルになります。
自分の物を減らすと、他の人の物の多さが余計に気になって処分したくなる気持ちはわかりますが、まずは自分の物だけを減らすことに集中しましょう。
あなたが物を減らしてスッキリしている様子をみて、同居人も物を減らしたいと思ってくれるかもしれません。
災害時のことを想定しておく
忘れてはいけないのが、災害が起こった時のことです。
いざという時のことを想定して、災害時に必要なものはそろえておきましょう。
家族の人数や年齢、性別によってそろえておくべき物は変わるので、日ごろから必要な防災グッズを確認し、定期的に見直しておきましょう。
災害時にも使えて、普段の生活でも使えるような日用品や食品を多めに持っておいて使用することで、期限切れの心配もないですし、持ち物の点検にもなります。
【誰でも簡単!】すぐにできる物の減らしのステップ
物を減らすメリットと注意点をご紹介しましたが、いざ物を減らそうとしたときに、何から手を付けてよいのかわからないという方のために、誰でもできる物減らしのステップをご紹介します。
- あきらかなゴミから捨てる
- 期限切れの物
- サイズの合わない服
- 複数あるものや用途がかぶっているもの
- 思い出の物は後回し
- どうしても迷うなら保留ボックスへ
ぜひ参考にしてみてください。
あきらかなゴミから捨てる
まずはあきらかなゴミからどんどん捨ててください。
飲み終わったペットボトルや空箱など何も考えずに捨てていけるので、片付けのハードルが下がります。
身の回りが綺麗になってスッキリするので、もっと片付けたいという気持ちになります。
期限切れの物を捨てる
冷蔵庫の中や食品庫など、期限切れのものがあれば、処分しましょう。
管理できているだろうと思っていても、意外と賞味期限が切れているものが出てきます。
使いかけの調味料など、なかなかすべて使いきれないものもあるかと思います。
そういったものは次回から購入する際に容量の少ない物にしたり、何か他で代用できる物がないか検討しましょう。
サイズの合わない服は手放そう
サイズが合わなくなってしまった服は思い切って処分してしまいましょう。サイズが合わない服は着心地がよくありませんし、見た目も悪くなります。
いつかまた着れるかもしれないからと取っておいても、年齢的に似合わなくなってしまったり、流行遅れのダサい服になってしまい、結局着なくなってしまいます。
複数あるものや用途がかぶっているもの
家の中で複数あるものがあれば、一番使いやすい物を残して手放してしまいましょう。
ボールペンや文房具などはついついたまりがちで、気づけば引き出しの中があふれてしまっています。
物を厳選して、置き場所を固定しておくことで使いたいときに見つからないということもなくなります。
思い出の物は後回し
たいていの物は手放した後でも、やっぱり必要だと思った時に買い戻すことができますが、思い出の物はそうはいきません。
家にあるすべての物を見直して、要るもの、要らないものを判断することに慣れた後、最後に思い出の物の整理に取り掛かりましょう。
写真に残して保存することもできるのでデジタルで残すことを検討しても良いですね。
どうしても迷うなら保留ボックスへ
捨てるかどうか判断に迷うなら、保留ボックスで保管しましょう。
保管期限を決めて、その間も使用することがなければ再度手放すかどうか検討すると良いでしょう。
判断に迷うものも、少し期間をおいてから見直すことで、保管しておいたことも忘れていたり、「やっぱり必要では無いな」と納得してから手放すことができますよ。
まとめ:物を減らして理想の暮らしを手に入れよう
なんとなくいつもイライラていたり、暮らしに満足できていないと感じる方は、持ち物を見直してみることをおすすめします。いつの間にか多くの物を持ちすぎて物に支配され、生活の自由や心身の健康が損なわれているかもしれません。
この記事では以下のことを解説しました。
- 物を減らすメリット
- 後悔しないための物の減らす時の注意点
- 物を減らすステップ
物を減らして部屋がスッキリすると本当に大切なことに気づいて、暮らしの満足度がぐっと上がります。
物を減らした後自分がどのような生活をしたいのか意識して、理想の暮らしを手に入れましょう。