メイクをしっかり落としたいけど、乾燥肌の方は洗い流した後のかさつきやつっぱりが気になりますよね。
そんな乾燥肌の方に向けてクレンジングを選ぶ際のポイントや、おすすめのクレンジングをご紹介します。
クレンジングはオイルやジェル、ミルクなどさまざまなタイプがあるのでどれが自分に合うものなのかわからないという方も多いのではないでしょうか。
必要以上に強い洗浄力のクレンジングを使ってしまい、肌に負担をかけていることも。
保湿成分が含まれているものもあるので、乾燥肌の方がクレンジングを選ぶ際のポイントやおすすめのクレンジングをご紹介します。
乾燥肌の方がメイクを落とす際に気を付けるべきポイントもご紹介します。
乾燥肌とは
乾燥肌は、肌に必要な水分と皮脂が不足している状態です。
水分・皮脂が不足すると肌のバリア機能が低下し、肌の潤いが蒸散しやすく、外部からの刺激に弱い状態になってしまいます。
乾燥肌におすすめのクレンジング選び方
乾燥肌の方がクレンジングを選ぶ際のポイントは、なるべく肌に負担をかけないものを選ぶということです。
肌への刺激や摩擦も乾燥肌の原因になるため、肌の洗いすぎや触りすぎは禁物です。
クレンジングには保湿成分が入っているものもあるため、成分に注目することも乾燥肌の方がクレンジングを選ぶ際の大事なポイントです。
乾燥肌におすすめのクレンジングのタイプは?
クレンジングには主に6つの種類があります。
それぞれのアイテムの特徴は以下の通りです。
クレンジングの種類 | 洗浄力 | 特徴 |
クレンジングシート | 非常に強い | ・拭き取るだけなので時間がない時にサッとメイクを落とせる ・摩擦による肌への負担が大きい |
オイル | 非常に強い | ・しっかりメイクも落としやすい ・肌に必要な潤いまで奪う可能性がある |
リキッド | 強い | ・メイクなじみがよく、さわやかな洗い上がり
・クレンジング力が高く、肌への刺激となる可能性もある |
ジェル | 普通 | ・メイクや肌へのなじみが良い
・弾力があり摩擦を軽減できる |
クリーム | 弱い | ・落ちにくいメイクも落としやすい ・保湿成分が豊富に含まれているものが多い |
ミルク | 弱い | ・汚れを穏やかに落としてくれるため、肌への負担が軽い ・ナチュラルなメイクにおすすめ |
濃いメイクを落とすときは、オイルタイプも便利ですが、乾燥肌の方には洗浄力が強すぎる場合があります。
乾燥肌には肌に必要な潤いを残してくれる、ミルク・クリーム・ジェルタイプがおすすめです。
メイク落ちや摩擦の少なさなど総合的にみると、ジェルタイプが最もおすすめと言えます。
メイクがナチュラルで、しっとりした洗い上がりを求める方は保湿力がほどほどあり、肌への刺激が少ないミルクタイプが日常的に使うクレンジングとしておすすめです。
ミルクタイプのクレンジングは水分と油分をバランスよく含んでいるため、メイクとなじんで洗い流しやすいという特徴があります。
普段のメイクならミルククレンジングで十分といえるでしょう。
保湿成分が含まれているクレンジングを選ぶ
クレンジングには油分を落とす働きがあるため、どうしても皮脂まで洗い流してしまいます。
保湿成分が含まれているクレンジングは洗顔後にも乾燥を防いでくれます。
乾燥肌の方がクレンジングを選ぶ際には、保湿成分が含まれているか確認しましょう。
クレンジングに配合されている主な保湿成分は次のとおりです。
セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸、グリセリン、スクワラン
ダブル洗顔不要の物を選ぶ
ダブル洗顔は汚れを効果的に落とす一方で、肌に必要な水分や油分まで洗い流してしまう可能性があります。
また、肌への摩擦による刺激が強くなるため、肌への負担が大きくなりトラブルを引き起こす原因になります。
特に乾燥がひどい場合はダブル洗顔不要のクレンジングを選ぶとよいでしょう。
乾燥肌におすすめのクレンジングの紹介
乾燥肌の方へおすすめの低刺激で保湿成分が含まれている人気のクレンジングをご紹介します。
ぜひ参考にしてみてください。
カウブランド 無添加メイク落としミルク
引用:カウブランド
デリケートな肌を考えた設計で、柔らかく肌当たりのよいミルクが肌への負担を抑えながらメイク汚れを落とします。
セラミド、ヒアルロン酸、アミノ酸など保湿成分が処方されているので、乾燥肌の方のデイリー使いにおすすめのクレンジングです。
ミノンアミノモイストCGbメイク落とし
引用:第一三共ヘルスケア
肌あたりがやさしくとろけるようなクリームタイプ。
低刺激性処方ながらしっかりメイクや毛穴の汚れもすっきり落とします。
カルテHD うるおいメイク落としオイルジェル
引用:カルテ
肌あたりの良いやさしいジェルとしっかり汚れを落とせるオイルの良いとこどりをしたクレンジングです。
汚れだけすっきり洗い流して、しっとりなめらかな肌へ導きます。
肌荒れを防ぐ有効成分や保湿成分も豊富に入っていて、揺らぎやすい肌でも使いやすいクレンジングです。
クレンジング方法を見直してみよう!乾燥肌のためのクレンジングのポイントとは?
肌に合ったクレンジングを選んだら、今度はクレンジング方法も見直してみましょう。
間違ったクレンジング方法で肌が乾燥する原因になることもあります。
乾燥しないためのクレンジングのポイントをご紹介します。
クレンジング前に手指を清潔にしましょう
雑菌による肌トラブルを防ぐために、メイク落としの前は手指を清潔にすることを心がけましょう。
雑菌は肌トラブルや肌の乾燥のにつながる恐れもあります。
クレンジングアイテムは適量で使用しましょう
クレンジング材が少ないと、メイクを落とす際に摩擦が生じてしまい、肌トラブルや乾燥の原因になります。
クレンジングアイテムに記載されている使用料を守って、きちんと使いましょう。
なでるようにやさしく洗う
クレンジングの際、きれいにメイクを落とそうと手に力を入れてゴシゴシとこすったりすると、摩擦が刺激となり肌にダメージを与えてしまいます。
必要以上に皮脂を落としてしまい、乾燥の原因になります。
時間をかけすぎないようにする
丁寧にメイクを落とすことは大切ですが、クレンジングには皮脂を落とす成分が含まれているため、長時間顔にクレンジング材を付けている状態は肌に刺激を与えることになります。
1分程度でサッと終わらせるようにしましょう。
ぬるま湯でやさしく洗い流す
熱めのお湯は多くの皮脂を洗い流してしまうため、肌を乾燥させてしまいます。
体温より少し低めくらいの温度で洗い流すようにしましょう。
まとめ
クレンジングの摩擦や刺激も乾燥を引き起こす原因になります。
自分のメイクにあったクレンジングを選ぶことや、保湿成分が含まれるクレンジングを選ぶことで肌の乾燥を抑えられる可能性があります。
乾燥が気になるという方はクレンジングを見直してみてはいかがでしょうか。